印刷出版専門企業のTARAtps(代表カン・ホヨン)は、ウズベキスタン国営印刷所と教科書事業のためのMOUを締結したと発表しました。
TARAtpsは7月2日、ウズベキスタンのタシュケントで国定教科書の発行を担当する国営印刷所(「O'ZBEKISTON」NASHRIYOT-MATBAA IJODIY UYI MChj)と印刷技術の交流および海外生産協力のためのMOUを締結しました。ウズベキスタンの初等および中等教育用教科書制作のための国定教科書発行事業は、今年約1,000万ドル(USD)規模の受注が見込まれています。特にウズベキスタンは多民族国家であり、ウズベク語を公用語として使用していますが、少数民族の保護のためにロシア語、カザフ語など少数言語で多数の教科書が使用されています。TARAtpsはこれに対応するため、様々な言語や学年、科目別の教科書を制作することになります。
TARAtpsはこれまで、高品質の印刷技術を基盤に大量印刷と輸出のための物流管理体制を整え、様々な国の教科書を制作・輸出してきました。ウズベキスタン教育部は教科書の印刷品質維持と費用効率のために海外での制作を進めており、昨年すでにTARAtpsを通じて教科書を制作したことがあります。今回の協約を契機に、印刷物の納品から印刷技術の交流へと協力の幅が広がると予想されます。また、今後高品質の教科書を安定的に配布することによって、ウズベキスタン教育の質が向上することが期待されています。
TARAtpsのカン・ホヨン代表取締役は、"教科書は教育の重要な核心資源です。TARAtpsが保有する高品質印刷技術、国際配送体制などを積極的に活用し、安定的に教科書を提供する計画です"と述べ、"教科書制作を通じて韓国とウズベキスタンとの教育・文化協力に貢献できることを期待しています"と語りました。